派遣社員という働き方を知りたい方へ
この記事ではこのような疑問に答えています。
✔派遣事務の仕事内容について紹介しています
✔派遣社員のメリットやデメリットについて説明しています
わたしは34歳で正社員を辞め、35歳で転職し、派遣社員になりました。
それまでは一度も派遣社員として働いたことがなかったので、派遣社員の働き方について知りませんでした。
この記事では働いてみてわかった派遣社員とは、について書いていますので、これから派遣で働こうか迷ってる人はぜひ参考にしてみてください。
■目次
派遣社員とは?
派遣社員は、派遣元の会社(人材派遣会社)と雇用契約を結び、派遣先の会社で働く人をいいます。
雇用契約は人材派遣会社と結ぶ為、社会保険の加入、給料の支払いは人材派遣会社からになります。
派遣とお金
交通費、ボーナスなしのワーキングプァ
派遣社員は基本的に交通費は実費で、かつ、ボーナスはありません。時給で働くので、休日が多い日は給料が少なくなります。休みが多くても手放しで喜べないのが派遣社員です。
正社員の時は貯金ができてましたが、派遣社員の時はまったく貯金ができませんでした。
不安定な雇用形態
派遣先の企業から、条件に見合った人材をと、あらかじめ提示された期間と能力を満たした人材を派遣元は紹介します。
派遣法により、同じ事業所の同じ部署で3年以上働くことができませんが、「3年働いてほしい」と言われても、基本的に更新は3カ月毎です。
3ヵ月働いて「うーん、この人はうちではちょっと・・・」と言われたら、更新しないこともできます。
違う部署で働いていた人は能力不足が理由で、3ヵ月でいなくなりました。。
労働法で守られてる正社員と違って、派遣社員は不安定な雇用形態です。
派遣元が次の仕事をすぐに探してくれますが、不安定さにストレスを感じる人は多いと思います。
派遣事務の仕事内容
即戦力を求められるのは本当
最初に思ったのが、「新卒の扱いとは全然違う」ということ。
一日で覚えられる仕事とかは別として、派遣は「即戦力」が求められます。
未経験でもOKと謳っていても、ほんとに教えてくれる環境なのか?大丈夫なのか?と疑ってかかったほうがいいかもしれません。
人材が欲しいくらいの忙しい状況なので、企業は育った人が欲しいのです。
事務の即戦力とは?
即戦力というのは「実務経験」のことをいいます。
資格があっても実務経験がないと「使い物にならない」と判断されます。
事務の人は、
・PCスキル(エクセル)
・来客対応(電話と来客応対)
・最低限のコミュニケーション能力
3つができれば、支障はないと思います。
事務職の人は、パソコンスキルが大事
大手の会社でも、パソコン操作が得意な人は案外少ないんだなあと思いました。
パソコンで簡単な関数(IFとかVLOOKUPとか)ができる、プリンタの設定ができるだけでも喜ばれました。
少し上のパソコンスキルがあっただけで、「仕事が早い。」という評価をもらえたことがありました(実際は並)。
正社員の人と業務内容は変わらない?
働く前は派遣社員だと単純作業しかさせてもらえないのかなあ~と思ってました。
派遣なんかに重要なことは任せてもらえないだろうと。
実際はそんなことはなかったです。
派遣会社の人に聞くと派遣元にもよるらしく、正社員と派遣社員の業務がきっちり分かれてるところもあるみたいです。
しかし、そういう垣根が高いところはなかなか派遣社員が続かないとか。
派遣の担当者の人は、そこら辺の業務内容も把握していて、どう働きたいかを伝えて職場を選ぶこともできます。
派遣で働くメリット
自分に合わせた働き方ができる
派遣社員として働いてる最中に結婚をしました。
それまでフルタイムで働いていましたが、家庭に支障がない範囲で働かせてもらうことにしました。
「今月はこの日に出勤します。」ということが自由にできてすごく助かりました。
(その頃の仕事が雑務ということもありましたが(;^ω^))
正社員だとなかなかそういうことはできません。
期間満了で円満退職できる
派遣社員は正社員と比較して、精神的にラクでした。
人と合わなくても、業務内容が合わなくても、その期間だけ働けば終わり!と割り切って働けます。
一年間だけしか働けない等期間が限定される人、扶養範囲内で働きたい人etc
働くことに主軸を置かない人にとても合ってる働き方だと思います。
派遣のミライ
大手の正社員への道が開ける可能性は?
あります!!!
担当者の人に聞くと、割とあるみたいです。
しかし、派遣社員の人には、いずれなれるとは絶対言いません。
- 前例を聞く
- 正社員の人と合わせて働く
前例は大事です!!前例がないと、「その気はない」か「できない」ということ。
例えば、支店に人事の決済権が無いとか、正社員並に仕事ができても事情があってもどうにもできない場合があります。
正社員の人に合わせて働く
派遣社員は、開始時刻にいればいいので、朝の掃除や始業時間外のミーティングなどは強制ではありません。
しかし、正社員を目指すなら当たり前だけど、がんばって参加してください!
会社にしても、面接だけで採用するのは掛けなんです。。
正社員の人が派遣社員より能力が高いとは限りません。
人柄と能力がわかった人を採用したいという気持ちは企業側にもあるはず。と、私は働きながら感じました。
派遣は長く続けない方がいい?
派遣会社であった面接の研修で、その研修を受けていた4人は正社員から派遣へなる人ばかり。
採用のプロの外部講師の人に「ずっとは派遣をしない方がいい。やるなら3回まで。」
と言われたんですね(笑)
派遣会社側のあんたが言うんかい!!と心の中で突っ込んだのですが。
転職は履歴書がものを言います。
期間満了が退職理由でも、それが続くと正社員になりづらくなってしまうのでしょう。
契約期間中の退職について
最初は「最低でも一年半(期間はまちまち)は働いてください」と言われること自体が納得いきませんでした。
正社員でも、働く期間なんて、言われませんよね。
途中で辞めたくなったらどうするんですか?と派遣元の担当者に言ったら、
「その時は仕方がないです。でも、派遣先と派遣社員の人との関係にもよるんですよ」と。
期間の途中で正社員の道があったとしても、その人の日頃の社内の人との関係性によっては喜んで送り出してくれる場合もあるようです。
3年という期間で働き始めても、途中で辞めても大丈夫なんです。途中で辞めせられることもありますからね。
まとめ
派遣社員は、お金や将来の不安がなく割り切って働ける人にはおすすめです。
しかし、安定した働き方をしたい人は、派遣社員は自分の中で期限や回数を決めて働くことをおすすめします。
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